店主より
「10月1日は日本酒の日」の由来は、数10年前までは酒造期の元旦は10月1日でした。
故に9月30日は大晦日。税務職員が蔵に来て1日がかりで、総ての酒の在庫検査をします。
蔵の中には、蔵内酒(主にタンクに貯蔵されているもの)と、
売場酒(注文があればいつでも出荷できる状態のもの)の二種類があります。その蔵内酒の総てを検尺し、タンク内の容量を計算します。これを「持越検査」といいます。
前年10月1日より持越検査までにできた酒は全て新酒、これが10月1日より古酒と呼ばれ、それ以後に製造された酒は新酒となります。
時が移り現在は7月1日より翌年の6月30日迄が○○酒造年度と設定されました。
昔の元旦を記念して10月1日が日本酒の日と定められたのです。
9月30日がきますと、やはり日本酒の季節だなと感じます。
今年も皆さまに喜んでいただける日本酒をご提供したいと思います。桑乃都をどうぞご贔屓にお願い申し上げます。
桑乃都 小澤酒造場 店主
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