店主より
10月蔵人が入蔵し、いよいよ冬期間の酒造り開始です。
酒母を仕込み11月ともなると"もろみ“も何本も仕込まれます。
当社では12月27日頃までに前半の仕込みを完了し、それまで仕込んだ“もろみ“の管理業務だけになる様に計画します。12月28日〜1月6日頃まで交代で正月休みの帰省を取るので、蔵は静かな一時となります。七草が過ぎると後半期の仕込み体制に入るわけですが、寒さが厳しくなるこの時期に、大吟醸の酒母造りに入り、2月末迄大吟醸が搾りあがることになります。この期間が仕込み期間中で最も神経と労力を使う時期です。
3月に入るとほぼ仕込み完了です。
上旬には酒母がなくなり酛屋さんは手が空くので、鑑評会の出品酒の準備にあたります。全ての“もろみ“の仕込みが完了することで気分的にホッとする時です。
10月中旬から約100日、蔵の中に籠もっていた蔵人が開放されて、仕込み終了の夕食会を開くのが恒例になる冬場の造り酒屋でした。
桑乃都 ㈲小澤酒造場 店主
お知らせ📢
いよいよ、もみじ祭り🍁お待ちしております!枡受けの紙皿とかご用意いただくと枡にお注ぎしたお酒が受けられますよぉ〜
角田房子
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