小澤酒造場

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店主より

 8月にビールの話をしましたが、もっと古い飲み物はワインです。今からさかのぼること10000年とも言われています。紀元前2000年のハムラビ法典には、酔っぱらいにワインを売ってはいけないと書かれているそうです。ワインは日本酒、ビールと同様、醸造酒に分類されますが、日本酒やビールは澱粉をデキストリンに変えて酵母を加え発酵させるのにワインは葡萄そのものが糖分ですからワイン酵母を加えれば直ちにアルコール醗酵をするわけです。そこで1番重要なのは原料のワインの良否となります。赤ワイン🍷はフランスのボルドーやブルゴーニュ地方が特産地となってます。コニャック地方となると若干品質が落ちますが、これ又不思議なことに蒸留してブランデーにすると最高級品となるとか!長い歴史が得た答えですネワインのことを喋りだすと、きりがありませんので、またの機会に。。桑乃都 小澤酒造場 店主先月のブログにお祭りの冷やし甘酒、ワンカップ販売のご報告と御礼を書かせていただいたのですが、何故か?削除されてしまっていたので、この場をお借りして改めて御礼申し上げます。暑い中お越しいただいたみなさまありがとうございました。両日共に盛況で、完売致しました。来年も八王子祭りを楽しみながら喜んでいただけるような企画を考えていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。

店主より

 今年は例年にない早い梅雨明けとなりました。 この時季、6月後半には、造り酒屋の年中行事の1つ『初呑切』があります。 3月まで新酒造り、4月上旬迄に火入れ(生の新酒を加熱殺菌し1年間保管できるように貯蔵=夏囲いといいます)します。火入れ後2ヶ月経過した6月後半に、酒の状態を検査し熟成具合を調べます。6000㍑〜10000㍑程のタンクから、ほんの少量酒を出します。呑み口から酒が出るその瞬間の香りがとても大切で、杜氏や頭(かしら=杜氏の補佐役)などと、静かな蔵のヒンヤリとした空気感の中で皆が五感を張り巡らせ、今年はどんな出来か?「香り」を嗅ぎ、出した酒を利猪口に入れ香味、熟成を判断します。 万一、劣化が進んだり、日本酒として好まない香りがしたら直ちに再火入れとなります。私は一度も経験したことはありませんが、一大事です。 全てのタンクの呑み口を切り、酒の出来具合を確認する、この作業をこの時季に初めてするので『初呑切』といい、大変重要な仕事です。酒造関係の技術者、杜氏、頭、等が、その任に当たり、来春迄の販売酒の一応の出荷順位等も考えます。呑み切りが滞りなく終わりますと、7.8月は熟成の時季で蔵は静かに眠りにつきます。 9月に『2番呑切』を行う蔵も沢山あります。